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2012年11月16日 (金)

けんささ・カウンセリング・ルームの基本的な方針は「受容する。」ことです。

自分がカウンセリング活動で…、重要視していることがあります。

それは、お客様のお話を「受容」するということです。

受容とは…「受け入れる(容れる)。」と読んで字の如くです。

受容の反対の言葉は、「拒否」です。拒否とは、拒み否定することですね。



人間の基本的欲求には、食欲・睡眠欲があります。

でも、人間関係における欲求のなかに、「分かって欲しい。」・「認めて欲しい」・「受容(肯定)して欲しい」という「甘えたい欲求」があります。

心理学の教科書の感情の定義のページには、きちんと「甘え」という項目があります。
そして、どこにも「甘えてはいけない」と書かれてはいません。
心理学の教科書に書いてあるのは、日本人が世界で初めて定義した、世界に誇れる感情である。と書かれていました。
実は、諸外国の心理学の教科書にも、「甘え」を「AMAE」と書いてあります。
日本人心理学者が「甘え」を概念化するまで、諸外国には「甘え」という概念はありませんでした。
つまり、「甘え」は日本の文化にはなくてはならない概念だといえます。



さて、「甘え」の感情はいつから出てくるのでしょうか?

赤ちゃんの頃は、無条件で何の努力もなく「甘え」られます。
しかし、1才を過ぎてシツケの時代がきます。
シツケの時代は、「頑張りなさい」・「甘えてはいられない」と親から突き放されます。今まで無条件で何の努力もなく甘えられていた時代が終わります。

そうすると、「甘え」させてもらう為に、親の求めるシツケを頑張ろうとします。

その成長過程において、「分かって欲しい。」・「認めて欲しい」・「受容(肯定)して欲しい」という感情が生まれてきます。



心理学の法則に、
子供時代に、親から充分に甘える事が出来た子供は、大人になると必要以上に甘えない大人になります。
逆に、子供時代に甘えられなかった子供は、大人になった時に、必要以上に甘える「甘ったれた大人」になるそうです。

それは、子供時代に充分に甘える事が出来るということは、「充分な甘え方」を学ぶことになります。
子供時代に甘えられなかった子供は「甘え方」を学べなかったので、大人になっても、甘え方知らないので、逆に甘え過ぎてしまいます。

また、子供時代に充分に甘える事が出来た子供は、精神的に満たされているので、大人になっても飢餓感は感じないので必要以上に甘えなくても、精神的に満たされています。
子供時代に甘えられなかった子供は、子供時代に飢餓感を学びます。この飢餓感は、「もらえない」という感情です。そうすると、その子供が大人になっても、飢餓感が抜けずに、いくら甘えても、「甘えさせてくれない。」という飢餓感に支配されて、甘えすぎてしまいます。

しかし、大人の社会は、「適度な甘え」は許されていますが、「甘えすぎる」ことはなかなか許されません。



人間には、「分かって欲しい。」・「認めて欲しい」・「受容(肯定)して欲しい」という欲求があります。

そして、人間はこの欲求を満たしてくれる相手に安心感を感じます。
それは、子供時代にこの欲求を満たしてくれたのは、「親」なんです。
この時、子供は「親の愛」を感じます。
子供は「親の愛」を感じると「安心感」を感じます。

大人になっても、「甘えの欲求」が満たされると…安心感を感じます。


子供時代に甘えられなかった子供は、大人になった時、

他人に「甘えの欲求」を満たして安心感を感じても、直ぐに飢餓感を感じてしまいます。そして、また、「甘え」を求めます。
結果、いくら「甘え」ても、なかなか満たされた感じがないので、甘えの要求が絶えません。それが、「甘ったれ」になる原因です。



自分がカウンセリングで大事にしたいのは、「受容」です。

その理由は、「受容」する事で、クライアントさんに、安心感を感じて欲しいからです。

現在の社会は、非常にシビアな社会・殺伐とした社会です。

そんな社会で生きていると、なかなか安心感を感じる機会が少ない…。
それが、今の日本で精神疾患(うつ病など)や、自殺率の増加などの問題を引き起こしています。

今の日本は、経済的には豊かになりましたが、心(精神)が貧しくなってきたのではないか?
そんな風に思えております。

そんな世の中で、「安心感」を感じる時間を提供したい…。
そんな思いから、カ「受容」を理念にカウンセリングをしていきたいと思っています。



また、カウンセリングを受けると、自然にカウンセラーのやり方を学ぶことにもなります。
自分のカウンセリングのやり方は「受容する」ことを大事にしよう思います。
つまり、自分がクライアントさんを受容した分だけ、クライアントさんは「相手を受容する」という事を、自然と学んで行かれます。
そして、クライアントさんが日常で、周りにいる人達を受容できるようになるため、楽な人間関係を築く事が出来るようになります。



また、子供時代に満たされず、大人になって、辛い思いをしている人も多くおります。

しかし、失われた子供時代を取り戻す事は、可能です。

「甘えすぎてしまう」ことに、自分を責めないで欲しい。



カウンセラーは、自分の感情は、クライアントさんに向ける事はありません。

でも、クライアントさんはカウンセラーへ、感情を向けていただいて、構いません。

「投影を引き受ける」ということは、カウンセラーとして必要になりますから。
自分は、クライアントさんの「飢餓感」を引き受けます。
※ただし、カウンセリングの時間外はお断りさせていただきます。

子供時代に満たされていないクライアントさんは、
カウンセリングの中で、「満たされた」という感情を充分に感じて欲しい。
その「満たされた」という感情が、失われた子供時代を癒してくれます。
失われた子供時代を癒すと、もう大人になって辛い思いをしなくても、大丈夫ですよ。
※必要であれば、「インナーチャイルドセラピー」も合わせてオススメいたします。

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