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2012年12月 7日 (金)

心理分析療法について

私のカウンセリング技法のメインは、「心理分析」です。
でも、今の日本のカウンセリング技法の主流は、「傾聴」です。

それは、何故か…。

それは、心理分析は、時としてカウンセラーのエゴ(分析遊び)になりやすく、
また、心理分析した結果をクライアントさんに伝える事は、傾聴する事より難易度が高い、より高いスキルや経験が必要になる…。からです。

なので、日本では、比較的安全で簡単にカウンセリングができる…傾聴がすすめられてきました。

でも、傾聴では、問題が解決しない…というクレームがあることを見逃していることは、如何なものでしょうか?




自分は傾聴も心掛けています。
それは、傾聴する事のメリットを知っているからです。

しかし、クライアントさんの自己理解、他者理解を促すために、私は、心理分析も必要だと思っています。




また、心理分析や心理学の法則をクライアントさんに伝えることで、クライアントさんが問題解決への糸口を見つけやすくなります。
傾聴カウンセリングでは、それがないために、なかなか問題解決に向かわずに、悩む時間を長引かせがちになります。
それがクライアントさんの為になる。という意見もあります。
でも、クライアントさんは悩みを解決したくて、カウンセリングを受けにきています。
とすれば、クライアントさんの悩みが解決しやすいように、
心理分析や心理学の法則を、お話させていただいています。




心理分析は、時としてカウンセラーのエゴ(分析遊び)になりやすく、心理分析は、カウンセラーのエゴになる危険はあります。
…とすれば安全なカウンセリングのために、何を心掛けるかと言えば、
クライアントさんに理解した方がよいことと、
クライアントさんの気付きに繋がることを、
カウンセリングの中で、クライアントさんに伝えます。
分析結果を全て伝えたら、それはカウンセラーのエゴになりますので、クライアントさんの成長・成熟・問題解決の為に必要な事は、伝えたていきます。




また、心理分析でクレームになりやすい事例は、
「決めつける」ことです。

決めつけるのは、カウンセラーのエゴですから。

そうならないために、心理分析の基本は、質問と確認をしていきます。

そうすることで、より正確で細かな分析ができます。
それが、クライアントさんの理解や気付きに、よりコミットできます。




クライアントさんが成長・成熟・問題解決するための手助けとして、心理分析は有効だと、私は思っています。
なので、私のカウンセリングは心理分析をメインに傾聴や認知行動療法の要素を取り入れた、統合的なカウンセリングをしています。




また、傾聴カウンセリングでは、クライアントさんの感情に対して、カウンセラーはただ、聴くだけです。
でも、私は、クライアントさんが話していただいていることに、反応を示すようにしています。

それは、クライアントさんがきちんと自分の感情を感じる事は、問題解決になると思っているからです。

受け入れがたい辛い経験をすると、人は、その辛い気持ちを感じないようにしてしまいます。
その時は、自分の心が壊れないようにするためには必要な事です。
でも、時間がたってから新しい人間関係を作るときに、不感症の状態のままだとなかなか良い人間関係は構築することが苦しくなります。

その苦しさから抜けるために、辛い感情と向き合う事が必要になります。

その痛みから抜け出せたとき、人間関係のトラブルからも抜け出せます。

クライアントさんが幸せになるために、私はクライアントさんの話に対して、きちんと反応を返していこうと思います

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